こんにちは。EIMEI予備校のダイキです。
当校では、「毎日音読グループ」という取り組みを行っています。やり方はシンプル。生徒たちがボイスメッセージで音読を送信し、塾長がスタンプで反応する。そして定期的に、音読のメリットについて情報を発信する。ただそれだけです。
毎日続けることの、本当の価値
音読そのものの効果については、すでに多くの場所で語られています。発音の向上、リスニング力の強化、記憶の定着。どれも事実です。
でも、「毎日音読グループ」の本当の価値は、別のところにあると考えています。それは、毎日続けることで得られる、自己管理能力とリズム感です。
毎日決まった時間に音読する。それをボイスメッセージで送る。この小さな習慣が、受験勉強全体のリズムを作ります。朝起きて音読する人は、その後の勉強もスムーズに始められる。夜寝る前に音読する人は、1日を締めくくる習慣として定着していく。
たった数分の音読が、1日の学習リズムを整える「起点」になるのです。
「できている」「できていない」が、すぐわかる
そしてもう一つ、この取り組みには大切な意味があります。それは、毎日のコンディションチェックとして機能することです。
音読は、たった数分でできる簡単な作業。だからこそ、それができているかどうかで、自分の状態が見えてきます。
当たり前にできているときは、好調。ここにあげなくても無意識に、息をするようにできている人は、絶好調。
逆に、できていない時、1日でもサボってしまった時、それが当たり前になってしまったときは、黄色信号か赤信号。音読以外にも、調子が崩れているサインかもしれません。
この「気づき」が、とても重要です。調子が落ちていることに早く気づけば、早く立て直せます。音読という小さな習慣が、自分の状態を測るバロメーターになっているのです。
支えになる、塾長からのスタンプ
ボイスメッセージを送ると、塾長からスタンプが届きます。たったそれだけのやり取りですが、これが意外と大きな支えになります。
誰かが見ていてくれる。認めてくれる。その感覚が、「明日もやろう」という気持ちを生み出します。
音読、たった数分でできる簡単な作業。でもその積み重ねが、受験勉強という長い道のりを支える土台になります。
EIMEI予備校は、小さな習慣を大切にする場所です。
