いよいよ夏期講習の講座準備が始まりました。
EIMEI予備校は、その年の生徒や入試状況に合わせて最適な講座を用意するのが特徴です。
今年は国公立を目指す生徒が多くいます。また学校の進度は例年通り遅く、このままだと共通テストで十分なとるのが難しい時間配分になってしまいます。具体的な科目の事情を説明します。
物理
1-2年で物理基礎を履修して、3年生(もしくは2年の冬)から物理に入るところがほとんどです。
3年1学期期末の時点で、波動〜電気あたりまでしか終わら2学期になって電気の残り、磁気、原子にとりかかります。
すべての単元が終わり、総合問題(入試問題演習)に移れるのが11-12月。共通テストの1-2ヶ月前です。
これでは十分な対策ができません。
化学
物理と同様に1-2年で化学基礎を履修してから化学に。
こちらは学校の先生によって多少順番を変えていますが、無機、有機、高分子化合物が終わらないまま夏休みに突入する学校が多くあります。
単元の特性上、無機や有機は暗記が重要になるため、たしかに直前の対策でも大丈夫と考える先生もいるかもしれません。
しかし、それはできる人の理論であって、苦手な生徒からしたら余裕のないカリキュラムになってしまいます。
夏明けから大量暗記をしている間に、同時並行で他教科も勉強しなければいけません。
1学期〜夏の自学が勝負
では、これまでの先輩たちはどのようにして合格してきたのでしょうか。
たしかに、ギリギリのスケジュールの中で、学校に準拠しながら合格してきた先輩も多くいます。しかし、それは私立大学の受験に限るとお考えください。
国公立の場合、共通テストに向けて非常に多くの科目を同時並行で勉強していかなくてはいけません。
例えば、埼玉大学工学部
共通テストに向けては
英語・数学ⅠA・数学ⅡB・現代文・古文・漢文・物理・化学・公共政治経済・情報
二次試験に向けては
数学ⅠA・数学ⅡB・数学ⅢC・小論文
単純な科目数でいうと、9科目+小論文です。
ハードです。
それでいて埼玉大学の場合
共通テスト:二次試験の配点比率が
【68%:32%】となるため
共通テストで点数を獲得することが非常に重要です。
つまり、
特に主要科目は、夏までに基礎を完成させて
少なくとも、夏明けからは過去問ベースの演習に取り掛からなくては、間に合わないということです。
そこで、
3年1学期〜夏にかけての自学力が求めらます。
自学力というのは、過去の単元を自ら復習するだけでなく、未習範囲に関しても自分で学び習得することを指します。
物理なら漆原や宇宙一シリーズ、化学なら鎌田や福間のような参考書を使って理解していくことを推奨しています。
参考書は映像授業に比べて進むペースが早く、かつ受動的にならないのがメリットです。
時間がない受験生こそ、参考書を有効活用して受験で勝ちを掴み取りましょう。
夏期講習の短期集中の理科合宿
とは言っても、自分で進めるのは大変ではあります。
そこで、今年のEIMEI予備校の夏期講習では、生徒たちの自学を手助けし、夏の期間の短期習得を目指すための理科合宿を開催します。
合宿と言っても泊まり込みをするわけではなく、近くの公民館(産業文化センター)を活用して、午前中からみっちり勉強します。
3日間集中して、翌々日にテスト。これを2ターム行います。具体的な日程はこちらになります。

毎年恒例の朝勉もあります。午前中から講座があるので、生活習慣を崩させません。
夏期講習の講座に関して、現在引き続き協議を重ねています。今年も最高の授業ができそうで、今からワクワクしています。
申込に関しては6月末〜7月頭を予定していますので、それまでお待ち下さい。詳細はその都度お知らせしていきます。
お問合せはこちらまで
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