共通テストまで残り1ヶ月を切った。
今の時期、点数アップに即効性があるのが背景知識(読解スキーマ)の強化。
特に英語の長文読解において、「何について書かれているか」をパッと把握できるかどうか。
これが読むスピードと正答率を劇的に変えます。
今日は、近年の傾向とニュースから導き出した「2026年共通テスト英語で狙われそうなテーマ」を3つ紹介!
知識の整理として、頭の片隅に入れておくと共テに限らずその後の入試でも役立つのでしっかり目を通すように!
1. 生成AIと倫理・創造性 (Generative AI & Ethics)
これはもう絶対に外せないテーマ!
「AIの技術がすごい!」という単純な話じゃなく、そこから生まれる「人間との関係性」に注目!
- 予想される論点:
- AIが描いた絵や小説は「芸術」か(著作権や創造性の問題)
- 教育現場でのAI利用(学習効果への影響、思考力への懸念)
- フェイクニュースや情報の真偽判断
先生の視点
単に「AIは便利」なんて文脈では出ない。
「AIの台頭によって、人間独自の価値(共感や創造性)がどう変わるか」という論調の英文に慣れておくことが大切!
2. オーバーツーリズムと持続可能な観光 (Overtourism & Sustainable Tourism)
コロナ禍が明けて、世界中で人の移動が増えた。原口も最近原宿に行く機会があったが、誇張なしで8割くらいは外国人だった。日本でも話題だが、これは世界共通の課題。
- 予想される論点:
- 観光客増加による環境への影響や、住民への負担(騒音、混雑)
- 「量より質」への転換を目指す観光戦略
- 地域文化を保護するための入場制限や課税
先生の視点
グラフや図表問題との相性が抜群に良い!
「観光客数の推移」や「住民への意識調査」と絡めて出題される可能性が高い!
“Sustainable”(持続可能な)だけでなく、“Preservation”(保存)や”Congestion”(混雑)といった単語も要チェック!
3. デジタルウェルビーイングと睡眠 (Digital Wellbeing & Sleep Hygiene)
スマホ依存やSNS疲れ、みんなも心当たりがあるはず!
「健康」や「心理」に関する英文は、共通テストの大好物!
- 予想される論点:
- スクリーンタイムと睡眠の質の関係!(ブルーライトの影響など)
- SNSによる「取り残される不安(FOMO)」や自己肯定感への影響!
- 「デジタルデトックス」の効果と実践例!
先生の視点
実験レポート形式(第5問・第6問あたり)で出しやすい! 「スマホを使い続けたグループと、制限したグループ。その結果、睡眠の質や集中力にどう差が出たか」なんて比較実験の英文をイメージしておけば、本番でも楽勝!

「知っている」だけで、本番の武器になる!
「あ、これニュースで見たことある!」
本番、ページをめくってそう思えたらこっちの勝ち!
それだけで落ち着けるし、視野も広がる! 英語力を今から劇的に変えるのは大変だが、「テーマへの親近感」を持つことは、今日からでもできる!
普段過去問を解く時からテーマへの理解を含めて復習することを心がけていこう!
