📚 この記事を読むとわかること
✓ 総合型選抜で合格するために高校1年生がすべきこと
✓ 年間を通じた具体的な準備スケジュール
✓ 今すぐ始められる5つの実践的アクション
✓ EMiL個別指導塾での成功事例と指導内容
はじめに:なぜ高校1年生から総合型選抜の準備が必要なのか
「総合型選抜って何?」「高校1年生から準備なんて早すぎない?」
そんな疑問を抱いている高校1年生や保護者の方も多いでしょう。しかし、総合型選抜での合格を目指すなら、高校1年生からの準備が合格への最短ルートです。
📊 総合型選抜の急拡大
• 私立大学入学者の約20%が総合型選抜で入学
• 国公立大学でも24.3%が推薦・総合型選抜を実施
• 東北大学は将来的に100%を総合型選抜にする方針を発表
出典:朝日新聞「【2025年度大学入試】総合型選抜の増加を振り返る」
EIMEI予備校グループの「総合型・学校推薦専門EMiL個別指導塾」では、2017年から総合型選抜の専門指導を行い、東武東上線沿線で数少ない総合型選抜・学校推薦型選抜の専門指導塾として、数多くの合格者を輩出してきました。
本記事では、その豊富な指導経験をもとに、高校1年生が今から始めるべき総合型選抜の準備について、具体的で実践的な情報をお伝えします。
総合型選抜とは?基礎知識編
総合型選抜の特徴
総合型選抜(旧AO入試)は、学力試験だけでは測れない受験生の能力や適性を総合的に評価する入試制度です。従来の一般入試とは大きく異なり、以下の要素が重視されます:
📝 志望理由書・自己推薦書
なぜその大学・学部を志望するのか
🏆 活動実績
部活動、ボランティア、研究活動など
💬 面接・プレゼンテーション
コミュニケーション能力や表現力
✍️ 小論文・レポート
論理的思考力や文章力
👥 グループディスカッション
協調性やリーダーシップ
🎨 実技・作品審査
専門分野での技能や創造性
一般入試との違い
項目 | 一般入試 | 総合型選抜 |
---|---|---|
評価基準 | 学力試験の点数 | 総合的な人物評価 |
準備期間 | 高3から本格化 | 高1から継続的に |
必要な要素 | 学習能力 | 学習能力+人間力 |
選考時期 | 1~3月 | 9~12月 |
2025年度の最新動向
🔍 探究学習の重要性拡大
探究学習の必修化により、総合型選抜での探究活動の評価がさらに重要になっています。
データ:
• 総合型選抜実施大学の92%が探究活動を評価対象
• 合格者の43.4%が探究学習の成果を活用
出典:Study Valley「入試における『探究』の評価」
なぜ高校1年生から準備すべきなのか
高1から準備すべき4つの理由
📊 理由1:評定平均の重要性
多くの大学で総合型選抜の出願条件として「評定平均4.0以上」などの基準が設けられています。評定平均は高校1年生1学期からの成績が対象となるため、高1からコツコツと成績を積み重ねることが不可欠です。
🏆 理由2:活動実績の蓄積期間
ボランティア活動、研究活動、コンテスト参加など、総合型選抜で評価される活動実績は、一朝一夕では身につきません。継続性と深度が重要視されるため、3年間かけてじっくりと取り組む必要があります。
💭 理由3:志望理由の深化
「なぜその大学・学部を志望するのか」という志望理由は、総合型選抜の核心です。表面的な理由ではなく、自分の体験や学びと結びついた説得力のある志望理由を構築するには、時間をかけた自己分析と情報収集が必要です。
⚡ 理由4:スキル習得に必要な時間
小論文の書き方、プレゼンテーション技術、ディスカッション能力など、総合型選抜で求められるスキルは、短期間で身につくものではありません。段階的なスキルアップが合格への道筋となります。
高校1年生の年間準備スケジュール
🌸 4月~7月:基礎情報収集・土台作り期
この時期の目標:「総合型選抜の全体像を理解し、自分なりの方向性を見つける」
主な取り組み
- 総合型選抜の基本情報収集
- 志望大学・学部の入試要項確認
- 過去の合格者体験談の研究
- 大学説明会・オープンキャンパス参加
- 自己分析の開始
- 興味・関心のある分野の洗い出し
- 将来の職業イメージの検討
- 自分の強み・弱みの把握
- 学習習慣の確立
- 定期テスト対策の充実(評定平均対策)
- 読書習慣の構築
- 情報収集・整理方法の習得
📋 具体的なアクション
✓ 週1冊以上の読書(志望分野に関連する本を中心に)
✓ ニュース・時事問題への関心(新聞購読やニュースアプリの活用)
✓ 大学・学部研究ノートの作成(気になる大学の情報を整理)
🍂 8月~12月:活動開始・経験蓄積期
この時期の目標:「具体的な活動を通じて実績と経験を積み重ねる」
主な取り組み
- 課外活動の本格化
- ボランティア活動への参加
- 部活動でのリーダーシップ発揮
- コンテスト・コンクールへの挑戦
- 探究活動の深化
- 興味のあるテーマの研究開始
- 研究方法・情報収集手法の習得
- 仮説設定・検証の実践
- 基礎スキルの習得
- 文章力向上(小論文の基礎)
- プレゼンテーション技術
- ディスカッション能力
📋 具体的なアクション
✓ 月1回以上のボランティア活動
✓ 興味のあるテーマでのレポート作成(月1本)
✓ 英語検定・その他資格取得への挑戦
❄️ 1月~3月:振り返り・計画修正期
この時期の目標:「1年間の活動を振り返り、高2に向けた戦略を立てる」
主な取り組み
- 活動実績の整理・記録
- ポートフォリオの作成開始
- 活動を通じて得た学びの言語化
- 成果と課題の明確化
- 高校2年生に向けた計画立案
- より具体的な志望大学・学部の絞り込み
- 必要なスキル・知識の洗い出し
- 春休み中の集中学習計画
📋 具体的なアクション
✓ 1年間の活動記録の整理
✓ 志望理由書の下書き作成
✓ 高2の年間目標設定
今すぐ始められる5つの具体的アクション
🚀 今日からできること
「何から始めればいいかわからない」という高校1年生のために、今すぐ実践できる具体的なアクションをご紹介します。
Action 1
📚 興味分野の探索を始める
具体的な方法:
- 週1冊、興味のある分野の本を読む
- オンライン講座(Coursera、edXなど)を受講
- YouTube教育チャンネルを定期視聴
- 博物館・科学館・美術館を月1回訪問
💡 ポイント:幅広く興味を持ち、「なぜ?」「どうして?」を大切にしよう
Action 2
📖 読書習慣を確立する
おすすめの本の選び方:
- 新書・文庫本から始める
- 図書館の「高校生におすすめ」コーナーを活用
- 本屋大賞・芥川賞作品にチャレンジ
- 読書記録ノートやアプリで記録
💡 ポイント:量より質を重視し、感想や疑問を必ず記録する
Action 3
🎯 英検取得計画を立てる
高校1年生の目標設定:
- 1学期:現在の英語レベル診断
- 2学期:準2級または2級取得
- 3学期:次の級への準備開始
- EIMEI予備校の英検講座で効率的に対策
💡 ポイント:2024年新形式の要約問題対策も忘れずに
Action 4
🤝 ボランティア活動を探す
始めやすい活動例:
- 地域のイベントスタッフ
- 高齢者施設での交流活動
- 環境保護・清掃活動
- 子ども向け学習支援
💡 ポイント:継続できる活動を選び、学んだことを記録する
Action 5
🔍 情報収集システムを作る
効率的な情報管理方法:
- 大学・学部研究ノート(紙またはデジタル)
- 気になるニュースのスクラップ
- 活動記録・感想の日記
- 目標設定・振り返りの習慣
💡 ポイント:情報は「なぜ気になったか」の理由も一緒に記録する
分野別・志望大学別の準備ポイント
🎓 人文・社会科学系を目指す場合
重視されるポイント
- 読書量と質:幅広いジャンルの本を読み、批判的思考力を身につける
- 社会問題への関心:時事問題に敏感になり、自分なりの意見を持つ
- 文章力:小論文、エッセイなどの文章表現力を磨く
- 言語能力:英語だけでなく、第二外国語の習得も検討
📚 おすすめ活動
- 模擬国連やディベート大会への参加
- 地域の国際交流イベントへの参加
- 読書感想文コンクールへの応募
- 新聞投稿やブログでの情報発信
🧪 理工学系を目指す場合
重視されるポイント
- 研究活動:自分なりの研究テーマを持ち、継続的に取り組む
- 数学・理科の基礎力:定期テストでの高得点維持
- 実験・観察の経験:科学的思考法を身につける
- プログラミング:基本的なコーディングスキルの習得
🔬 おすすめ活動
- 科学オリンピックへの参加
- 科学の甲子園への参加
- 科学館での実験教室参加
- プログラミングコンテストへの挑戦
🏥 医療・看護系を目指す場合
重視されるポイント
- 医療への関心の深さ:単なる憧れではない具体的な動機
- コミュニケーション能力:人と関わる経験を積む
- 生命科学の基礎知識:生物・化学の深い理解
- 倫理観:生命倫理について考える機会を持つ
🏥 おすすめ活動
- 病院でのボランティア活動
- 高齢者施設での介護体験
- 救急救命講習の受講
- 医療系読書会への参加
よくある失敗パターンと対策法
⚠️ 高校1年生がやりがちな失敗
❌ 失敗パターン1:先延ばしの罠
「まだ高1だから」と準備を後回しにしてしまう
✅ 対策:
小さなことから始める習慣作り。週1つでも新しいことを始める
❌ 失敗パターン2:情報過多による混乱
ネット情報に振り回され、何をすべきかわからなくなる
✅ 対策:
信頼できる指導者やプロに相談し、個別の計画を立てる
❌ 失敗パターン3:活動の質vs量の判断ミス
とりあえず多くの活動に参加するが、どれも中途半端
✅ 対策:
2〜3つの活動に絞って深く取り組む。継続性を重視する
❌ 失敗パターン4:定期テストの軽視
活動に夢中になり、評定平均が下がってしまう
✅ 対策:
定期テスト対策を最優先に。評定平均4.0以上をキープ
EMiL個別指導塾での成功事例
🎉 総合型選抜・学校推薦型選抜での合格実績
🏆 2024年度・2025年度 推薦入試合格実績(一部抜粋)
※EIMEI予備校グループでの実績
🎓 難関私立大学
- 立教大学 現代心理学部(川越女子高校、和光国際高校、筑波大学附属坂戸高校)
- 立教大学 文学部(坂戸高校)
- 青山学院大学 地球社会共生学部(浦和南高校)
- 中央大学 商学部(坂戸高校)
- 法政大学 文学部(和光国際高校)
- 学習院大学 経済学部(川越東高校)
🏛️ 国公立大学
- 埼玉大学 教育学部(所沢北高校)
- 信州大学 教育学部(所沢北高校)
- 埼玉県立大学 保健医療福祉学部
🌟 その他有名大学
- 成蹊大学 文学部(山村学園高校、星野高校)
- 成蹊大学 法学部(浦和北高校)
- 東洋大学 国際観光学部(朝霞西高校、浦和南高校、細田学園高校、和光国際高校)
- 日本女子大学 人間社会学部(淑徳与野高校)
- 昭和女子大学 国際学部(和光国際高校)
EMiL個別指導塾の指導の特徴
🎯 完全1対1個別指導
プロの講師が大学学部別の専門指導を実施。一人ひとりの特性に合わせたオーダーメイドカリキュラムを電子カルテで管理します。
🗺️ 進路マッチング
将来の夢・目標と大学の情報を明らかにしたうえで、教授調べやシラバス検索、論文を読む課題など、徹底したマッチングを図ります。
🌏 グローバル体験
留学プログラムを実施。第1回はカンボジアの貧困地域への支援活動、第2回は2026年3月27日〜31日に予定しています。
💻 オンライン対応
オンライン家庭教師コースもあり、全国どこからでも受講が可能。東武東上線沿線以外の方も安心してご利用いただけます。
📞 まずは無料相談から
EMiL個別指導塾では、総合型選抜に関する無料相談を随時実施しています。お子様の現状と目標に合わせた最適な準備プランをご提案いたします。
まとめ:今月から始める行動計画
📋 高校1年生の今月のTO DOリスト
📅 第1週
- 総合型選抜について基本情報収集
- 興味のある分野を3つリストアップ
- 読書計画を立てる(月3冊目標)
📅 第2週
- 志望大学を5校程度ピックアップ
- 英検の現在レベル診断
- ボランティア活動を探し始める
📅 第3週
- 大学研究ノートの作成開始
- 最初のボランティア活動に参加
- 読書感想文を1本執筆
📅 第4週
- 1ヶ月の振り返りと反省
- 来月の目標設定
- 専門指導の相談を検討
✨ 成功への第一歩
総合型選抜での合格は、高校1年生からの計画的な準備にかかっています。「まだ早い」ではなく「今だからこそ」という気持ちで、一歩ずつ着実に進んでいきましょう。
大切なのは完璧を目指すことではなく、継続することです。
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