【保存版】私大英語の「ビジネス・経済」頻出テーマ&重要単語・完全攻略ガイド

入試本番、英語長文を読んでいて「単語はわかるのに、なぜか内容が入ってこない」という経験はありませんか?

その原因として多いのがテーマへの理解度が低いということ。

今日は「ビジネス・経済・マーケティング」分野に関して問われやすいテーマをまとめました。

高校生には馴染みの薄いこの分野も、「背景知識」と「専門用語」さえ知っていれば、読みやすさが劇的に変わります。

今日は、差がつく「最新トレンド」と「必須単語リスト」をまとめました。サクッと確認して、ライバルに差をつけてください。


1. 現代マーケティング&経済の「お約束」3大原則

まずは、あらゆる長文の土台となる「基本の考え方」です。この対比が頻出です。

① 「モノ」から「コト(体験)」へ

昔と今では、売れるものが変わりました。

  • 昔:
    • 企業が良い製品を作って売る(機能重視)。
  • 今:
    • 顧客の悩み(課題)を解決する。
    • 「モノ」より「コト(体験・物語)」にお金を払う。
  • ★読むコツ
    英文で「Customer Experience(顧客体験)」や「Story」が出てきたら、「売り込み」ではなく「共感」がテーマだと予測しましょう。

② 「利益」VS「倫理」(CSR / SDGs)

「儲かればいい」は悪、「社会に良いこと」が善、という論調が圧倒的です。

  • キーワード:
    • Sustainability(持続可能性)
    • Ethical(倫理的な)
  • よく出る論展開:
    • 環境破壊や労働搾取をする企業は淘汰される。
    • 消費者は、高くても「エシカルな(社会に良い)」商品を選ぶべきだ。

③ 人間は「非合理的」である(行動経済学)

経済学部・商学部志望者は特に注意。 「人間は常に正しい判断をするわけではない」という前提の文章です。

  • よくある具体例:
    • なぜ損をすることを極端に恐れるのか?(損失回避)
    • なぜ「みんなが持っている」と欲しくなるのか?(同調効果)

2. 難関大で狙われる!専門テーマ・トレンド6選

ここを知っていると、初見の長文が一気に「知っている話」に変わります。

① ギグ・エコノミー (The Gig Economy)

Uber Eatsのように、ネット経由で単発の仕事を請け負う働き方。

  • 論点(ここが問われる):
    • メリット: 柔軟な働き方(Flexibility)、上司がいない自由。
    • デメリット: 不安定(Instability)。保険や福利厚生がなく、労働者として守られない。
  • 必須ワード: Freelancer(個人事業主)、Job security(雇用の安定)

② AIと雇用の未来・UBI (AI & Universal Basic Income)

AIが仕事を奪う話とセットで、「ベーシックインカム(UBI)」の是非が問われます。

  • 論点(ここが問われる):
    • 悲観論: 単純労働だけでなく、知的労働もAIに取って代わられる(Displace)。
    • 解決策: 仕事がなくなっても生きていけるよう、政府が現金を給付する制度(UBI)が必要では?
    • 人間性: 人間は「創造性(Creativity)」や「共感(Empathy)」が必要な仕事に特化すべき。

③ シェアリング・エコノミー (Sharing Economy)

「所有」から「利用」への転換。カーシェアや民泊など。

  • 論点(ここが問われる):
    • メリット: 資源の無駄を省くエコな側面。
    • 課題: 既存業界(タクシーやホテル)との法的な摩擦や、安全性の問題。

④ グローカリゼーション (Glocalization)

Global + Local。「地球規模で考え、足元(地域)で行動せよ」。

  • 論点(ここが問われる):
    • グローバル企業が成功するには、現地の文化(Culture)や習慣に適応(Adaptation)する必要がある。
    • 単なる「画一化」への批判として書かれることが多い。

⑤ グリーンウォッシュ (Greenwashing)

うわべだけの環境保護アピール。「Green(環境)」+「Whitewash(ごまかす)」。

  • 論点(ここが問われる):
    • 消費者は企業の「エコ」という宣伝(Claim)を鵜呑みにしてはいけない。
    • 企業には透明性(Transparency)が求められる。
  • 見抜くコツ: 「Deceptive(人を騙すような)」という単語が出たらこのテーマです。

⑥ フェアトレードとサプライチェーン (Fair Trade)

安すぎる商品には裏がある(児童労働や不当な低賃金)。

  • 論点(ここが問われる):
    • 先進国の消費者は、生産過程(Supply Chain)に責任を持つべき。
    • 適正価格で買うこと(Fair Trade)が、途上国の貧困解決につながる。

3. 【超拡大版】差がつくビジネス重要単語リスト

「一般的な意味」と「ビジネスでの意味」が違う単語を中心に、厳選しました。 ここを覚えるだけで、誤読が激減します。

【動詞】文脈を決めるアクションワード

  • Promote
    • × 昇進させる
    • (商品を)宣伝する、販売促進する
  • Address
    • × 住所
    • (問題に)取り組む、対処する
  • Launch
    • × 発射する
    • (新商品を)発売する、(事業を)開始する
  • Exploit
    • × 偉業
    • (資源・人を)搾取する / (良い意味で)活用する ※文脈注意!
  • Yield
    • × 降伏する
    • (利益・農作物を)産出する、生み出す
  • Invest
    • 投資する(お金だけでなく、時間や労力の投資でも使う)

【名詞】話の「オチ」に関わるキーワード

  • Revenue
    • 収益、売上(≠Profit 利益。Revenueから経費を引いたのがProfit)
  • Deficit
    • 赤字、不足(⇔Surplus 黒字)
  • Capital
    • × 首都
    • 資本金
  • Interest
    • × 興味
    • 利子、利益(利害関係)
  • Incentive
    • 動機付け、報奨金(人を動かすためのアメ)
  • Monopoly
    • 独占(GAFAなどの巨大企業批判で頻出)
  • Subsidiary
    • 子会社(Parent company 親会社 とセットで覚える)
  • Entrepreneur
    • 起業家(発音:アントレプレナー)

この記事を書いた人

なおき