本当に差がつくのは“今”だ。
「夏になったら本気出す」
そう言う受験生は多い。
確かに、夏休みは受験の天王山。
誰もがそう言うし、実際、夏から猛烈に頑張る人はたくさんいる。
でも、忘れてはいけない。
夏に頑張るのは、みんな同じ。
ということは、夏の努力だけでは差がつかないということだ。
本当に差がつくのは、夏前の6月。
まわりがまだ本気になりきれていないこの時期に、どれだけ「仕込み」ができるかが、夏以降の伸びを決める。
受験生へ。
もう一度、自分に問いかけてみてほしい。
- 出された課題、100%やりきっているか?
- 小テスト、合格するまで本気でやってるか?
- 「まあこれくらいでいいか」で、終わらせていないか?
夏は演習の季節。応用力を磨く時間だ。
つまり、今は基礎を固めるラストチャンス。
今ここでの甘さは、確実に夏の伸びに響く。
夏に過去問を解いても、
「解けない」「焦る」「戻る」——そんな後悔をしないためにも、
今この6月、基礎を一点の甘さもなく固めきること。
1・2年生へ。
あと1ヶ月で定期テストがやってくる。
でも、テスト1〜2週間前からの勉強では、正直差はつかない。
なぜなら、みんなそのくらいのタイミングで始めるからだ。
前回から大幅に点数を上げたいなら、
今この時期から、日々の勉強習慣そのものを変えるしかない。
- 前回:週3で自習室 → 今回:週5に増やす
- 前回:提出物はギリギリ → 今回:提出前に復習も終わらせる
こういった「質と量の底上げ」が、確実に結果に繋がる。
「今」は、未来の伸びを決めるタイミングだ。
多くの受験生が、「夏からやればいい」と思っていた。
でも、夏からじゃ“間に合わない”と気づいた頃には、もう差はついている。
今この瞬間から動ける人が、
夏に伸びる人であり、
秋に逆転できる人であり、
冬に合格をつかむ人だ。
この6月をどう過ごすかで、
君の「未来の点数」も、「志望校」も、「進路」も変わる。
本気を出すなら、今。
差をつけるなら、今。
未来を変えるなら、今しかない。