1. 時計は必ず持参。スマートウォッチはNG
試験会場に時計があると思ってはいけません。 あったとしても、席によっては見えにくい位置にあるかもしれない。
そして、Apple Watchなどのウェアラブル端末は使用禁止です。 普段使い慣れているからといって、うっかり腕につけていかないこと。
2. 服装は「ファッション」ではなく「体温調節装置」
会場の空調は、君に合わせてくれません。 暖房が効きすぎて頭がぼーっとする「サウナ席」かもしれないし、隙間風が直撃する「極寒席」かもしれない。
だからこそ、体温調整ができる脱ぎ着できる重ね着が正解です。 パーカーやカーディガンなど、前が開くものがベスト。制服ももちろんOK。
【重要】 英字や地図などがプリントされた服は、カンニングとみなされるリスクがあります。 無地、もしくはワンポイントのものを選んでください。 「これ大丈夫かな?」と不安になる要素は、今のうちに全て排除しましょう。
迷ったら制服一択!
3. 食事は「冒険しない」。コンビニは「地元」で寄る。
当日の昼食に、気合を入れてカツ丼…なんて絶対にやめてください。 消化にエネルギーを使われ、午後の英語や数学で眠気が襲ってきます。
おすすめは、おにぎりやウィダーインゼリーなど、消化が良く、細かく分けて食べられるもの。
糖分補給のチョコレート(ラムネもおすすめ)も忘れずに。
そして、「会場最寄りのコンビニ」は、戦場です。 おにぎり一つ残っていないこともザラにあります。 購入する予定の場合は必ず、自宅の近くで買ってから電車に乗ってください。
4. 電車は「遅れるもの」として動く
「雪が降ったらどうしよう」 「人身事故が起きたらどうしよう」
不安になるくらいなら、最初から「何か起きる」前提で動いてください。 1時間前には会場最寄駅に着くくらいのスケジュールを組んでください。
早く着きすぎたらどうするか? 近くのカフェや、なんなら駅のベンチで単語帳を見ればいいだけです。また、試験会場は早くから空いている場合が多いです。 ギリギリで焦って走る時の心拍数の向上は、テストのパフォーマンスを著しく下げます。
あと、ICカード(Suica/PASMO)のチャージは前日までに必要な金額チャージを済ませておくこと。
改札で引っかかることすら、当日の焦りやストレスになります。
5. 共テ利用出願は「期限」が命
勉強に集中するあまり、意外と抜け落ちるのが「出願書類」の準備です。 特に共通テスト利用入試は、自己採点の結果を見てから出すところもありますが、事前出願のものがほとんど。
「消印有効」なのか「必着」なのか。 これを間違えると、どんなに高得点を取っても土俵にすら立てません。 保護者の皆様、ここだけはぜひサポートしてあげてください。
【保存版】カバンに入れたか?「命綱」となる持ち物リスト
基本の受験票以外に、現場目線で「これがないと詰む」「あると救われる」アイテムをまとめました。
前日・当日にカバンの中身と照らし合わせてください。
✅ 鉛筆(H, F, HB)数本
マークシートはシャーペンより鉛筆の方が圧倒的に塗るのが早く、芯も折れにくい。必ず削ったものを複数本用意すること。
✅ 鉛筆削り
試験中に落として芯が折れることもあります。小さいものでOK。
✅ プラスチック消しゴム(2個)
1個落としても焦らないように。
✅ 現金(千円札と小銭)
ICカードやスマホ決済がトラブルで使えない時、現金は最強の保険です。自販機で温かい飲み物を買うためにも小銭を。
✅ マスク(予備含む)
紐が切れたり、汚れたりした時のために。無地のものが無難です。
✅ 眼鏡(コンタクト使用者)
会場は極度に乾燥していることがあります。目が痛くて問題が読めない事態を防ぐため、眼鏡も持参を。
✅ 常備薬・目薬
頭痛薬や腹痛止めなど、普段飲み慣れているものをお守り代わりに。
✅ 受験票・写真票
これがなきゃ始まりません。クリアファイルに入れて折れないように。
最後に:情報は「公式サイト」で確認を
ここまで私の経験則を話しましたが、最終的なルールは必ず「公式情報」で確認するのが、賢い受験生の鉄則です。
大学入試センターの公式サイトには、受験上の注意が細かく記載されています。
移動中や寝る前の隙間時間に、必ず一度目を通しておいてください。
▼ 独立行政法人 大学入試センター(受験上の注意): https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/
君たちは、一人じゃない
共通テストには「魔物がいる」とよく言われます。 でも、その魔物の正体は、大抵の場合「準備不足からくる焦り」です。
準備さえ万全なら、魔物は出てきません。
ここまで頑張ってきた自分を信じて。 そして、もし試験中に苦しくなったら、教室で共に戦った仲間の顔や、先生たちの顔を思い出してください。 深呼吸を一つすれば、必ず冷静さを取り戻せます。
君たちなら、大丈夫。 いってらっしゃい。
