受験生がこの時期に意識すべきこと

12月。
本番までのカウントダウンがいよいよ現実味を帯びてくる時期だ。

「焦るな」と言われても焦る。
「勉強しろ」と言われなくても勉強する。
でも、ここから先は “ただ努力するだけ” では足りない。

大切なのは 時間の使い方を、圧倒的に最適化すること。

■ まずは、本番までに“使える時間”を出せ

冬休みを含め、これから先の土日や祝日。
そのすべてを「何時間使えるか」計算したことはあるだろうか?

  • 学校がある日:5時間
  • 学校がない日:10時間

学校がある日(平日)2/1まで

→ 約 38日

5時間 × 38日 = 190時間

学校がない日(休日+冬休み)2/1まで

→ 約 29日

10時間 × 29日 = 290時間

合計 480時間

この前提で数えてみると、案外「残り時間の少なさ」に驚くはずだ。
その気づきが、まずスタートライン。

時間は“あるもの”じゃなく、“作るもの”。
そして今は、そのつくった時間をどう使うかがすべてを決める。


■ では、その時間を何に使うべきか?

ここからが勝負どころだ。

「英語をやろうかな」
「数学が不安だしな」
「世界史も穴あるし…」

そんなフワッとした考え方は、今日で終わりにしよう。

深く考えるべきは、『科目 × 具体的な勉強内容』の組み合わせ。

英語なら

  • 長文の精読なのか
  • 文法の穴埋めなのか
  • 語彙強化なのか

数学なら

  • 典型問題の網羅なのか
  • 過去問分析なのか
  • 弱点単元の基礎固めなのか

このレベルまで落とし込んで、使える時間を“戦略的に割り振る”。
これが合格者の思考法だ。

■ ミスに印をつけない、知らない表現をまとめないのは論外。

厳しいようだが、この時期は特に言わせてほしい。

復習の効率を落とす行為は、すべて敵だ。

  • 間違えた問題に印をつけない
  • 初めて見た英語表現をメモしない
  • 数学の凡ミスを「まぁ次は大丈夫」で済ませる
  • 古文単語や語法を“出会いっぱなし”で放置する

これらは、全部「非効率の塊」。

復習のコスパを上げることが、この時期の最大のテーマだ。
なぜなら 時間が足りなすぎるから

■ そして、この時期から必要なのは“捨てる勇気”。

全部完璧にやろうとすると、全部中途半端になる。

だからこそ、

  • 得点源になるところに100%エネルギーを注ぐ
  • 時間をかけても伸びない部分は切り捨てる
  • 「やった気になる勉強」を徹底的に排除する

勇気を持って選び、決断しよう。

■ 点につながる勉強に、全てを注げ。

これから先の1日1日が、本番の30点・40点に変わる。

後から振り返って
「この時期の判断が人生を変えた」
そう言える受験生と、ただ時間だけが過ぎていく受験生。

差がつくのは、今この瞬間の思考と選択だ。

時間を洗い出し、やるべきことを絞り、復習効率を徹底し、
“点につながる行動”だけを積み上げよう。

それが、この時期に受験生が最も意識すべきことだ。

この記事を書いた人

なおき