勉強をしていて、
「やってるのに全然伸びてる気がしない」
そんな風に感じたことはありませんか?
でも、それは“成果が出ていない”のではなく、
“まだバケツに水が溜まっていないだけ”かもしれない。
① 穴の空いたバケツの水
人の記憶や理解は「穴の空いたバケツ」のようなものです。
入れた知識(水)は、放っておくとどんどん抜けていく。
1回勉強しただけで忘れてしまうのは、穴が空いているから。
だからこそ、「知識(水)を入れ続ける」ことが大事です。
最初はどれだけ入れても底から抜けていくように感じる。
でも、継続して注ぎ続けると、やがて穴がふさがっていく。
ある瞬間から、水位が一気に上がり始めます。
それが“成果が出た”と感じる瞬間です。
② 続ける人だけが「満タン」になる
多くの人は、「溜まらない」と思って注ぐのをやめてしまう。
でも、そのときすでに穴は半分ふさがっているんです。
やめてしまえば、また一から穴が開き、最初からやり直し。
成績が伸びる人は、信じて注ぎ続ける人です。
毎日の勉強、復習、テスト直し、過去問分析。
それらはすべて「水を注ぐ」行為。
地味で、変化が見えなくても、
その継続が未来の自分を救います。
③ 穴をふさぐ3つのコツ
①復習のタイミングを逃さない
学んだ翌日・3日後・1週間後の“反復”が穴をふさぐ。
②「何が抜けたか」を見つける習慣をつける
間違えた問題は“水漏れの場所”。放置しない。
③小さな成功を記録する
水位の変化は少しずつ。でも確実に上がっている。
それを“見える化”して、心を折らせない。
④ 最後に
受験勉強は、才能の勝負ではなく、
「注ぎ続けられるか」の勝負です。
穴の空いたバケツに水を注ぎ続けるのは、根気がいります。
でも、途中でやめたら、いつまで経っても満タンにはならない。
信じて注ぎ続けよう。
水は、必ず溜まっていく。
継続だけが力なり。