夏休みの前半戦、みんなよく頑張りました!!
部活を引退して勉強に全力を注いだ人も、授業や講習でハードな日々を過ごした人も、この数週間はきっと集中しやすかったはず。
理由はシンプル。
前半はスタートダッシュの勢いがあるし、周りもまだ緊張感を保っているから。
でも、この先はそうはいかない。
中だるみは必ずやってくる
夏休みも折り返しに差しかかると、
- 生活リズムが少しずつ乱れる
- 朝の集中力が落ちる
- 「今日はちょっとくらい…」と妥協する回数が増える
こういう変化は、誰にでも起きる。
特に8月中旬からは疲れや眠気が出やすく、気づかないうちに勉強時間が減ってしまう。
そして後半戦での失速は、そのまま秋以降の成績に直結する。
今が立て直しのベストタイミング
だからこそ、今このタイミングで生活と行動を見直してほしい。
- 朝は予定通りに起きられているか
- 一番集中できる時間を勉強に使えているか
- スマホや動画に時間を取られていないか
改善点が見つかったら、後半戦のルールを今日中に決めよう。
前半の頑張りがまだ残っている“今”なら、軌道修正は間に合う。
甘さは大きな差になる
夏休み後半をダラダラ過ごせば、その遅れは秋以降で確実に響く。
8月の後半で踏ん張れる人と緩む人の差は、入試本番で数十点の差になる。
この差は、志望校合格の可能性を左右する。
「まだ大丈夫」という油断が、一番危険だ。
「1日」の価値を、数字で見てみよう
1日10時間勉強する場合
- 後半の20日間、毎日継続した場合:200時間
- 「2日だけ休む」→ −20時間
- スマホで毎日30分ロス → −10時間
合計で30時間の差。
これは、 - 英単語3000語の復習
- 数学の大問15〜20題
- 長文30本
分に匹敵する。
この“ちょっとの気の緩み”が大きなロスになる。
君はまだ伸びる
厳しいことも伝えたけれど、ここからの伸びしろはまだ十分にある。
前半戦で積み上げてきたものがあるから、ゼロからやり直すわけじゃない。
後半戦を全力で走り切れば、この夏は必ず“自信”に変わる。
今日が後半戦のスタート。
生活と行動を整えて、最後の日まで走り抜けよう。
その努力は、必ず未来の自分を助けてくれる。